2005年 01月 26日 ( 1 )

夏の砦 by a☆i, Keita 764th day

撮影 by コン太

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何よりも一番好きな本。座右の書。

某本屋で年末に配られるスケジュール帖を愛用すること10年目。
この本に出逢ったのは、数年目の年末。

スケジュール帖の欲しかった私に向かって発せられた
店員さんの言葉は
「1000円以上お買い上げの方に差し上げております。」
なんとっっっ、、、
特に欲しい本もなく、あまり資金に余裕のなかった私は
本屋を歩き回ること数十分。
これでいいかな?
文庫でそんなに高くないし、なんかキレイで
透明感のある文学っっって感じ??

そんなジャケット買いした本は、今やぼろぼろのDog earだらけの線だらけの本になった。
買ってすぐに読んだわけでもない。忘れたころにふと読み始めた。夢中になってすぐに読み終わったわけでもない。

最初完読して心に残ったのは、解説の言葉。
『夏の砦』に出逢い、一読三嘆し、再読四嘆し(そんな言葉はないかもしれないが)・・・・・

そんなに凄いか?なんかわかんなかったんだけど。

でも、なぜか気になる本。ふと、読みたくなる、読んでみようと思うことがあり、もう一回読んでみた。
結果、再読二嘆くらい。

毎年夏にやる気のない時期が来る。→→→『夏の砦』でも読むか。
再々読五嘆くらい。

何が魅力なのかいまいちわからないまま惹きこまれていった。辻さんの透明感のある世界、文体。
今や毎年夏の終わりに、愛情に挫折したときに、この世界に浸りこむ。

簡潔に言えば、芸術・伝統・歴史に対する構え方、自然への接し方、自分の過去、ひとへの愛情などを考えさせられる作品。
私の生き方が詰まっているのかもしれない。


ああ、どうして、もう一度、その前の状態にかえることができないのか

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by keita-aoi | 2005-01-26 04:02